小沢一郎氏とその配下たちが、民主党から飛び出し、新党を作った。
政党名はここに書くのも恥ずかしい。
先の「きづな」もそうだが、国民を舐めきっているとしか思えないネーミングだ。
このまま民主党に残っても次の選挙で当選出来そうにないとか、
公認すら貰えないような連中を引き連れて、党内の権力闘争で敗けが込んできた小沢氏が、
権力の奪還を目指して、恐らく最後になるであろう起死回生のバクチに出た(または、出ざるを得なくなった)。
それだけのことだ。
新党に加わった議員の圧倒的多数は1年生。
更に2年生、3年生を除けば、残るのは小沢氏ら4人だけ。
まさにチルドレン新党だ。
まともな有権者なら、誰もこんな新党に期待しないだろう。
次回選挙の後、何人生き残っているだろうか。
「子供」はともかく、「大人」は誰しも、「歳月」に裁かれる。
その時、その時、どんなに格好いいことを言って言い繕っても、
長い歳月の間に何を成し遂げ、何を成し遂げないで来たか。
それを偽ることは出来ない。
小沢一郎という政治家を評価する場合も、歳月という基準に照らせば、曇りなく判断出来る。
彼には長年、歩みを共にする友人や仲間がいない。
皆、離れ、敵 対するに至る(夫人さえも!と強調しようと思ったが、私も家内に逃げられないとは限らないので、
それは止めておく)。
この事実も、小沢氏を値踏みする際、見落とせない点だろう。
選挙で問われるのは、政治家ではなく、有権者のレベルだ。
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